『低予算地球侵略』映画
低予算『地球侵略映画』ではない
この下
映画オブリビオンの感想がありますので
ご注意を
ネタバレ不可避だわこれ
白文字にしたところでRSSとかモバイルとかだと普通に見えちゃうからなんの意味もない
のでAAしまくるから結局ネタバレるという
一言で言うと月に囚われた男ならぬ地球に囚われた男
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この手のお話をよく見る人は序盤でだいたいお察しできてしまうのですがそこから先どうなるのかなってのを楽しみにするんですが…まぁ
予告編でなんか地球にたった一人取り残された男みたいな空気だされてますが↑見てもわかるとおり別に一人じゃない上に残されたのじゃなくてお仕事で来ているだけ
ストーリーは2017年にスカヴとかいう異星人に侵略戦争を仕掛けられましたが大戦争ののちに辛くも勝利
しかし核汚染とかで地球に住めなくなったのでタイタンに移住しようとします
そこで移住に必要なエネルギー資源として海水を吸い上げてる途中なのですがその海水プラントを守る無人機の保守整備を担当しているのがトムなわけですね
整備員がたった一人とかどんなブラック企業なんだろうねっつー
敵の名前のスカブって何さ?スカイウェイブですか?スカベンジャーから来てるんだろうか?
相方である通信士があと2週間でタイタンに行けるから問題起こさないようにね!的なキャラなのですが
私も○○○に行けるのよ!的な発言は
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(タイタンって無いんだろうな…)とお察し
そして上司が通信でしか出てこない(小さな画面でノイズ混り)のでこの時点でこいつ非実在系上官なんだなと気づくわけです。実際に絡んだり本部側のカットがない場合は大抵そうだろ。
つまるところ簡単にオチを言うと
スカブさんていうのが地球人でトム側が侵略者側なわけですね
まぁ海水集めたりするのって大概アレだし。
私は科学というか知識学識ないのですがだいたいの侵略者の目的って水(海水)な気がします
お外(宇宙)から見えてはっきりしてそれなりの量がある資源ってこれくらいだからでしょうか。
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あ、ここからただの愚痴というかもうどうでもいい話ですよ
で、さっきの非実在系上官サリーさんはAIみたいなやつなんですが今回の侵略者達は生命体がおらんのです
珍しいですね
バトルシップは派遣社員労働者とか連れてきていたしスカイラインも兵士はおりましたが今回は無人機ばっかり
最初の侵略戦争で無人機大量投入したのか(おそらく戦争らしい戦争も起きずに蹂躙されて終わった感ある)
トムたちが交換パーツ依頼しても渋る渋る
エリアごとの割り振り決まってるのか最後の方に出てくる母船では結構な数いたのでつまるところコストカットですね
地球侵略も経費削減の波がここまで…
バトルシップの時ですらこの下働きは安い賃金で遠い辺境の惑星に派遣させられてかわいそうだなと思っていたのですが今回は労働者すら現地雇用(トム)なわけで。世知辛い世の中ですねぇ…。
母船も残った数少ない地球人類がタイタンへ移住するための仮住まいみたいな説明がされるのですが
2017年で?ほぼ全面的に壊滅した地球が?そんな巨大な三角錐をどこでどうやって作ったの???とツッコミどころが多いです。
2017年の時点でタイタン移住計画は元々あったようでおトムさんたちはその先発調査隊だったようですがうーん。
トムたちが生活している拠点も雲の上という上空にありながらほぼ全面ガラス張りというドリームハウスで建てたんじゃないのかなというワンルーム。
雲の上だったら日光が厳しいんじゃないかな…でも電気通すとクリアにしたりできるああいうので調整してるんだろうな
と思ったらなんとカーテン付いてました。そんな馬鹿な。
パトロールのために機体に乗り込むん時なんですが機体が普通にベランダ的な感じのとこに置いてあるのはまぁいい
どこにハッチあって出て行くんだろうと思ったらコンビニの自動ドア並にそのまま部屋から出て行きました
そんな上空で?気圧は?気温は?風とかすごいんじゃないの?酸素は?と思ったらなんかここプールまで外にある。そんな馬鹿な。
ま、まぁおトムさんたちは厳密には人間じゃないので大丈夫なんだろなと思います。よかったですねそこに疑問を持たない系の人で。
月に囚われた〜を最初に言いましたが主人公達はクローンです
各エリアに1組2名います
他のエリアはお互いに核汚染された地域で入っちゃダメだと思ってますので不干渉です
お隣の52番地さんは山の上に部屋がありますのでまだマシだなぁと思いましたまる
俺が最初に囚われてクローンにされてたらたぶんまともに仕事しなかっただろうなぁ…と
だって整備士としては一人って年中無休じゃん…お仕事は9時5時のお役所仕事っぽいけど絶対サボるわ…あの湖畔で休んでるわ…無理だろふざけんじゃねえよ…ってなるわ…
最後は地球人側が無人機から奪った核燃料電池で核爆弾作って母船を破壊するという
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あ、はい。
一つなんか意外というかなんというか敵側のボスであるサリーさんはAIにしてはまともな思考をお持ちでして
任務遂行に関しては忠実なのですが人類自体にはそんなに興味がないのかあるのかヒロインを連れてきたトムに対してあっさり乗船許可出します。というかそもそも連れてこいとまで命令している。消すだけならドローンにまかせればいいわけでときどきプライベート感覚で人間味が出てくるのがいいですね
末端の作業員は現地雇用&コピー
無人機(ドローン)は修理を小まめにして大切に使い回す(ただ大事な場面では惜しみなく10機くらいは投入)
侵略&資源回収任務は1つのAIにお任せ
というたかだか地球ごときに割り振れる予算ってこんなもんなんだろうなっていう映画でした。
プロモーションでトムクルーズの部分ばっかりプッシュしてるなと思ったらやはりどこかで見た事ある展開のオンパレードなのです
おすすめはしませんがこの系統好きな人は定石展開なので見るべきだと思いました。
ヒロインについてはカミーユ(慰めの報酬)だ!と思っただけなので特に言うことがありません
キーキャラクターなのですがなんかこう…
ラストカットの時もあんたそれでいいんですかというか…ね?
ドローンたちにPORTAL的なかわいさがあればもっと。