オタ生活の壁 〜親と子のオタク観〜 第1回*1
きっかけは母の懇願からだった
いやそれ以前から色々と言われてきたけれども真剣に言われたのは初めてだった
いわゆる脱オタク、「オタクであることをやめてくれ」というもの
それをきっかけにして真面目に自分について振り返ってみた
私はまだ精神的にも年齢的にも子供であり世間知らず、そして頭が悪いと思っている
自虐ではなくだ
性格として私は他人は信用しない
信用しないという言い方はおかしいので細くしておくが信頼しないのではなく自分のことを自分自身で決定してしまう他人の意見は聞かないところがあり頑固なのだ
そして理屈人間。この辺がO型で無いと思うよく理屈っぽいと言われてしまう
どうも性格らしい
そして本心・本当の自分を他人に晒す事が無い
これは誰でもそうだったり自分も知らない側面を他人に知られていることもあると思う
本音を言わない人なのだ
言いたいことを我慢していると言うことではなく単に難儀なことを回避しようと動いていたり波風立たないように世の中渡りたいと言う心が働いているからだと考えるが
どれだけバレているか知らないが以外と見破られていると思う
つまりは自主性がない優柔不断、引っ込み思案らしい。人から見ても。
目立たない暗いクラスに一人はいるような存在だったのだ
オタクとしては内側、つまりオタクとして生きているこちら側からでは私の「オタク度」なんて軽いものである
私の上は沢山いて下にもたくさんいる
色々なオタクが存在するが私にカテゴライズされるのはアニメ・特撮・美少女PCゲーム位なものだ
他にも少し踏み込んでいる領域がある
道を踏み外した*1のは中学生の時でそれまではなんら目立つところの無い外で遊び・ゲームをして”普通”の中にいた人間の一人だった
何があったか覚えていないがとあるアニメにハマってからこちらの世界に入るのは早かった
それまでいそのオタクの芽は内在していたのかもしれない
「萌えキャラ」が出来てそれに伴いアニメ情報誌・関連コミック・ムックなどを購入していく
堕ちたわけだ
内在していたオタクの芽というのは実際にそうだったと思う
目覚める前のアニメは覚えていないが特撮は全て見ていた記憶がある
物心ついた頃からの戦隊やその他特撮を見ていた流れは覚えている
つまり幼少期の誰もが特撮を見ていた世代から周りが離れだしてもちゃんと見ていたらしい
流石だと誉めたくなった
その後は田舎にあってか見られないアニメも多く手に入らない欲求もあってかアニメオタクであり美少女PCゲームに堕ちたのは大学生になってからだった
経済力が微小なりともついた所為でそのオタク度の歯止めは止まらなくなっていく
親にとって行き過ぎた趣味に見えたらしいのが問題になってしまった訳である
次回に続く
*1:そういう表現にさせて頂きたい